トライアスロンへの道17 [トライアスロンへの道]
スイミングスクールで
初心者コースから水泳を習い始めた頃、
トライアスロンの市民大会に出てみた。
まだ息継ぎはちゃんとできないが、
とりあえず25m泳げれば昨年の体験会よりはましだ…
と軽く思ってエントリーした。
今回の市民大会は前回の体験会とは違って
ちゃんとしたトライアスロンの大会に出たことがある人ばかり。
しかも北海道トップの選手も多く、
体験会とはレベルが10倍くらい違う。
そんな中でスタートした超初心者の私は
相変わらずマイペースで25mを泳ぎ始めた。
最初の25mは予想通り泳げたが、
まだ息継ぎはマスターしていなかった。
結局25m毎に足を付き大きく深呼吸をして
またスタートするということを繰り返していた。
そもそも水泳というのは、地上と同じような感覚で
呼吸をしないと長い時間は泳げない。
息継ぎが出来ない私はその後、
コースの途中で止まることが増えた。
最終的には体験会の時よりも時間がかかってしまい、
大会ボランティアの方々には更なる迷惑を掛けてしまった。
とはいえ、今回は北海道のトップ選手も集まる大会だ。
みんなは「頑張れ!」「ガンバレ!」と言ってくれるが、
予想以上の時間を要してしまった私は
恥ずかしくてたまらなかった。
「この悔しさをバイクとランにぶつけよう!」
そう思った私はプールを後にして、
バイク会場に向かった。
コメント 0